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 コラム 

2014/12/29 「変化を受け入れる」
 
 あと、今年の残りもわずかとなりました。毎年、本当にあっという間に1年がすぎていってしまいますね。このまま、毎日がすぎていくことに時々、不安と焦燥感を感じてしまうのは私だけじゃないと思います。

 女性は特に先の安心を求めますよね~。アリとキリギリスで言えば「アリ」です。男性はキリギリスタイプの人が多いと思います。先のことを考えて貯蓄するよりはいま出来ることに使おうとする傾向があると思うのです。賭け事にハマるのも男性のほうが多いですし、女性は変化を受け入れるのが男性よりも苦手な気がするのです。

 もともと、私たち人類は狩猟生活をしていました。(私たちが農耕民族になるかなり前のことですけれど)男性が狩りに出ている間、子供の面倒をみて、そして近場で果物や野菜などをとったりしていて、動き回わる範囲が狭いのが女性でした。だから、いつも同じことの繰り返しが多く、その中で周りの人と協力し合って生活していたと思うのです。

 男性は外に出歩き、命を危険にさらしていましたから、いま出来うる贅沢をしたいという気持ちになるのは自然な気がします。だって、明日狩りに出たら死ぬかも知れないのですから。女性は明日の食料の心配をしたくないので、できる限り無駄な消費をしたくないと思ってしまうのが自然です。

 だから、女性は変化することに対して男性より抵抗感を感じるのだと思います。夫が帰ってこなければ、家族の命が危険にさらされるのだから。ふと、思ったのですが、かつて日本でも一夫多妻制だったことがありましたよね。それは、女性の性質を考えれば納得出来るような気がします。

 財力があって、生命力がある男性に囲われていたほうが、安定した生活が送れますから。

 女性のほうが仕事が出来る人が多いと私は常々思っているのですが、なぜいままで男性優位な社会だったのか。これは自説ですが、男性は女性が優秀なことに気づいてましたから、女性をトップすると尻に敷かれてしまうことが目に見えていましたので、女性を「か弱く守らなくてならないもの」として抑圧していたのだ・・・といままで思っていました。

 それももちろんあるとは思いますが・・・、女性が変化を嫌う性質のために、今までの生活を維持しようとし、挑戦して失敗するリスクより、安定しているものにしがみつきやすい。それゆえ、目新しいことに飛びつく男性のほうが変化を受け入れやすく新しい分野で活躍の場を広げていったのではないのか?と最近思うようになったのです。

 そして、もっと早く女性が活躍する世の中になれば良かったと思います。

 だって戦争は女性が活躍する社会ならば、そうそう起こらないと思うんですよね。死ぬかもしれない危険を冒してまで、領土を広げようとか、女性はあまり考えないと思うのです。それよりは、同盟を結び、お互い得するように交渉すると思うんです。子供を産み育てることの大変さ尊さを知っている女性にとって、戦争なんて何の得もないことを本能で知っていると思うのです。

 男性優位の社会にしてしまったがゆえ、戦争が勃ってしまったのでは?そして戦争があったからこそ、女性が社会に進出するのが遅れてしまったのではないでしょうか?だって、戦時中などは命の危険と隣り合わせですから、しゃしゃり出ていって命を失うぐらいなら、男性の影でか弱い女性を演じていたほうが得だと思っていたと思いますし。それが、戦争が終わり、世の中が安定してきて、明日の食料の心配はしなくても良くなりました。大変な家事だって家電があるので、かなり楽になりましたよね。

 そうなれば、何も男性に守ってもらわなくてもいいわけです。自分で自分は守れるし、先の不安がなければ挑戦だってしてみたくなる。だから、最近の女性は男性化してきたと思われているのではないでしょうか?

 あくまでも私の勝手な推測ですけれど。

 肉体的に男性化したくはないですが(笑)、変化を受け入れて、どんどん挑戦してみたいと思っています。

 20代、30代のようにはできなくても、40代なりの人生の楽しみ方があると思うから。あと残り5年、40代を楽しみたいと思います。来年はどんな変化を受け入れて挑戦していくか、楽しみです♪

 今年一年、このコラムを読んでくださり、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。 合掌