Yoga & Relaxation Salon in Otaru ~ Candrika ~
















 コラム 

2008/1/16 「ガン細胞と環境破壊」
 2008年も既にスタートして早くも2週間以上が過ぎました。正月太りは解消できましたか?・・・そういう私もまだですが(笑)
 ヨガで心身のバランスを整えて、気持ちよく、イキイキとした毎日を過ごしましょう!

 ところで最近、ふと思ったことがあります。「ガン細胞」と「環境破壊」は似ていると。いきなり壮大なテーマですみません(笑)

 ガン細胞は自らを増殖することにだけに全力を注ぎます。例え自分が住処としている人間の命を脅かすことになり、最終的には人間が死ぬことによって、ガン細胞自身が生きていけなくなるのに・・・です。不思議ですよね。共存すればいいのに、最後は大切な住処を奪われるというのに何故増やすことだけに執着するのでしょう・・・。

 でも現代人もそうではないでしょうか?自分たちが便利に過ごしたいために環境を破壊し、そうすることでいつか地球に住めなくなるということはわかっているのに、欲望を抑えることが出来ないでいます。実際マスコミで地球温暖化が騒がれてはいますが、意外に「対岸の火事」だと思っている人が多いのではないのでしょうか?ガン細胞も実はそんな風に思っているのかもしれないなぁーなんて考えてしまいました(笑)

 ヨガでは人間の身体を小宇宙だと考えていますが、私もヨガと出会う前から、実は地球がひとつの細胞で、どんどん細分化されて人間や、さらに人間の身体の中の細胞に、そして更に・・・・なんて考えて頭が痛くなったことがあります。自分はもしかしたら、誰かの身体の中の細胞の一部なのではないか?なんて考えたことないですか?地球もまた、何かの細胞の一部なのかもしれない・・・なんて。

 ヨガの哲学で、全ては1つのエネルギーだという考えがあります。人間も犬も猫もそして空気も、木も森も建物も宇宙も、全て1つのエネルギーなのだと。私たちの身体も、犬も猫もどんどん細分化されると原子になります。反対に宇宙から見れば地球は1つの塊ですよね。ガン細胞のことを考えていたら、エネルギーはひとつなんだな・・・と納得出来るようになりました。もしかすると、ガン細胞は地球温暖化を知らせる警鐘なのかもしれません。

 ヨガをはじめると色々なことがふと気になるようになります。そして、ある時「あ、そういうことか」とバラバラだった思考のカケラが1つになったりすることがあります。五感が鋭くなり、今までは気付かなかったようなことに気付いたりすることが多くなります。
 2008年、どんなことに気付いて、ここに綴ることが出来るのか、私自身楽しみです。合掌