Yoga & Relaxation Salon in Otaru ~ Candrika ~
















 コラム 

2010/7/2 「祝 3周年」
 今日、7月2日でオープンしてから3年が経ちました! ありがとうございます!!!

 これも本当にみなさまのお陰でございます。 合掌


 先日、6月27日(日)に青空ヨガを開催しました。14名の方に集まって頂きました。本当にありがとうございました。人数が集まるとか集まらないとか、そんなちっぽけなことに不安を感じたり、焦りを感じたりしていた自分がなんだか情けなく感じてます。2人でも3人でも集まれる人が集まって、青空の下でヨガをするだけのことなのに、なんか、やるからには人が集まった方が見栄えがする?というか、人目を気にしてしまう性分がつくづく嫌になり自己嫌悪・・・苦笑

 実は、青空ヨガはもう今年で最後にしようかな?って、思っていたんです。「参加してください」という声掛けも苦手で、だけど集まらないのも嫌で・・・。そういうジレンマみたいのが精神的に辛いなぁって思って、だったら、もう今年で最後にしようって思ってたんです。

 でも、来年はやろうと思います。義務とか責任とか人目とかそういうことではなく、もっと楽に「やりたかったらやろう」・・・という感じで。そして、それに賛同してくださる方と楽しくやれればいい・・・そう思っています。なので、来る者拒まず去る者追わずの精神で続けていきます。

 何の為に青空ヨガをやろうとしていたのか・・・それは「外でヨガをすると楽しい!気持ちいい!」ということを伝えたい、感じてもらいたいと思ったからなのです。だったら、何人集まろうが関係ないはずなんですよね。いつの間にか「集まった人の数イコール自分の価値」・・・みたいな数式が頭の中に出来てたみたいです。もちろん、やるからには人が集まった方がいいですが、人を集めるのが目的ではなく、結果なのだということを忘れていました。

 これって・・・結構陥る罠ですよね。例えば選挙・・・。もちろん、票を集めなければ議席が得られないわけですから、票を獲得しなければならないですが、票を得るために選挙をするのが目的ではなく、世の中を変えたいとか、そういうことが目的だったはずなのに、いつの間にか、票を得ることが目的にすり替わって、お金で票を買ったり、人気取りのマニフェストを掲げたり・・・。

 本末転倒ですよね。

 危ない、危ない・・・私もそうなるところでした。

 人の反応や顔色を伺って、それを指針にして行動してしまうクセをなんとか克服したいな・・・。きっとそれがまだクリア出来ていないから、人が集まるかどうかを気にしてしまうのですよね。

 朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」を毎日楽しく拝見してるんですが、今は成功している水木しげるさんが、長い間ずっーーっと、作品が売れず、超貧乏な暮らしで、実際電気を止められたりしたぐらい困窮していたのに、絶対に漫画を諦めなかった。自分にはこれしかない、というかこれが自分の仕事なんだと誇りを持って手を抜かない姿を観て、私はなんて欲深い人間なのだろうと反省しています。

 実際、やりたいことを仕事にすることは誰にだってやろうとすれば出来ること。でも、それをずっと続けるということが大変で誰にでも出来ることではないのだと、ドラマから学びました。

 だから、丸3年も好きなことで生活出来ていることは、自分で自分を褒めてあげてもいいような気持ちになりました。誰が何と思おうと、わかってくれない人がいようとも、誰に褒められなくても、自分がやりたいことを続けるってことはホントに大変だけど、大切なことなんだなぁって思います。

 別に誰かに否定された訳でもなければ、生徒さんの数が激減したわけでもないのに、青空ヨガ程度でウジウジ考えている自分が情けないやら、あほらしいやら 笑

 好きなことをやってるだけ・・・それがどうした!って胸を張れる強さが欲しいです。

 これから先のことを不安に感じたり、逃げ出したくなったり、3周年を迎えたというのに、3歩歩いて2歩下がるみたいな感じで、去年より成長するどころか、少し後退したような気がしていましたが、それだって、いいじゃないか、私はこれからも続けられる限り続けて行こう!そう決心しました。

 期待しちゃいけないって、ちょっと前に分かったはずだったのになぁ・・・。苦笑

 これから4周年に向けて、背伸びせずに出来ることを手を抜かず精一杯やろうと決意した記念日でございました。 合掌