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 コラム 

2011/5/25 「老化が気になるお年頃」
 最近、今まではそんなに気にならなかった「老化」という言葉がやたらに目に飛び込んでくるようになりました 笑。

 先日「ためしてガッテン」で老化の原因物質について放送しており、思わずテレビ欄が目にとまり見てみましたら、とってもためになる内容でしたので私なりにまとめてみました。

 結論から申し上げますと、老化を予防するには「野菜を先に食べる」という方法が有効なんだそうです!

 番組内で糖尿病の患者さんへ食事の順番を気を付ける食事改善を実践している病院が紹介されていましたが、薬を飲むよりも野菜を先に食べる食事改善の方がはるかに血糖値に有効なんだそうで、驚きでした。そして血糖値の数値だけのみならず、体重が減っている人が多くいらっしゃいました。

 老化物質AGEというのは、体内のどこにも存在していて、すべての老化現象の共通原因物質だということが最近の研究で明らかになったそうです。人の体のたんぱく質と、食べ物から摂取する糖が、ジワジワと時間をかけて、「糖化」
と呼ばれる反応を起こし、この糖化によってできるのが、AGE(終末糖化産物)なのです。

 糖化の影響を受けやすいのはコラーゲンなど代謝の遅いたんぱく質。コラーゲンはお肌だけではなく、体中の細胞と細胞をつなぐ接着剤のような役割を果たしているため、全身の細胞の土台ともいえる大切なもの。

 そのコラーゲンが糖化され、茶色く劣化してしまうことは、全身の身体の老化につながるということなのです。

 糖化を加速する要因は高血糖だそう。その最たるものが糖尿病ですよね。糖尿病でなくても注意すべきなのが、食後の高血糖なんです。最近、空腹時血糖値が正常でも、食後の血糖値が高い糖尿病予備軍の人が増えているんだそうです。

 日頃から食後の血糖上昇に気を付けることが、慢性的な高血糖状態になることへの予防につながりますよね。

 そこで、番組では食後の血糖値の急上昇を抑える食事のコツとして野菜を先に食べるということを紹介していました。カレーライスとサラダの食事で実験していましたが、ご飯を先に食べると血糖値が一気に上がるのに対し、サラダを先に食べると腸での糖の吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇もゆるやかになることが証明されていました。

 野菜を先に食べることで、野菜を食べる習慣がついたり、先に野菜を食べていることで、ごはんの量が控えめになったりして、ダイエットも出来ちゃうみたいです。

 老化を抑制し、体重も減るなら一石二鳥!そして食べるのをがまんするということではなく、ただ食べる順番を気を付けるだけなので、ストレスにもならないですよね~。いいことずくめ。

 老化を絶対に止めることは出来ませんが、そのスピードが緩やかになるのなら、それに超したことはありませんよね。やっぱりいつまでも若々しくいたいのが心情というものです。

 野菜は大好きなので、いままでも食べていましたが、サラダを先に全部食べてしまうことは滅多になくて、一緒におかずとして食べていました。これからは前菜が野菜という感じで先に食べて、食後の血糖値をゆるやかにして、自然に痩せられたらいいなぁ~。いままでダイエットのために色々試して来ましたが、野菜から食べればいいなんて、一番続けられそうですし、外食の時も実践出来ますよね♪

 みなさんも、試してみませんか? 合掌