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 コラム 

2009/5/3 「1日断食の勧め」
 前回のコラムで断食は半日で断念した、・・・とお伝えしたぐらい食への執着がスゴイ私なのですが・・・、この度、1日断食というものに挑戦して、成功致しました!パチパチ♪

 その断食は1日果物ジュース以外は口にしないというもの。ちびちびとグレープジュースを飲んで1日過ごしてみたのですが、お腹が空くなぁ~って思ったのは2時ぐらいがピークで、その後はあまり空腹を感じず、夜になったら、全然平気でした。

 断食のいいところは、いかに自分が空腹を感じる前に惰性で食べていたか・・・ということに気づけること。食べないことで体重が減るのは当然で、また普段通り食べれば元に戻りますから、ダイエット目的で断食をすると、反対に反動で食欲が増し、リバウンドすることもありますので、あくまでも、自分の食生活や日常生活の悪い癖を見直すために行うことをお勧め致します。(例えば「明日断食すればいいや」と過食するとか・・・苦笑)

 内蔵が休むことで、脳への血流が増えるのか、翌朝起きた時に頭がすっきりとクリアでした。身体も軽く、心も軽く、断食をする前に悩んでいたことがあったのですが、何故そんなことで落ち込んでいたのかわからないぐらいスッキリした気持ちになりました。

 週1日の断食、続けても3日間の断食はお勧めですが、3日以上行う場合は専門家の指導のもと行うようにしてください。

 ちなみに、今回私が飲んだジュースの量ですが、1日コップに3杯程度ですので500mlぐらいかな?と思います。そして、夕方お腹が空かなかったので8時以降は何も飲みませんでした。水も一緒にとるのがいいみたいです。色々調べたところ2リットル程度の水分をとることを勧めているサイトもありました。私は朝、白湯を200ml飲んだだけでしたが・・・。それから次の日の食事は消化の良いものにしましょう。いきなりハードに食べると胃が重たく感じてしまいます。
 
 今、色々な断食があると思いますが、試してみて自分に合うものを続けるのが一番だと思います。私は果物ジュースがとても楽でしたので、またやりたいと思っています。
 
 今読んでいる本に書かれていたパラマハンサ・ヨガナンダの言葉です。

 「いつも感覚を喜ばせている者は、決して満足することなく
                      感覚を制する者はいつも満足している


 食欲を制することで、これほどまでに心が安定することを初めて知りました。何か成果を期待することなく、実行することが大切です。やせようと思って断食すれば、食への執着をより増幅させるだけになり、失敗してしまいます。それよりも、食への執着を産み出していた、日々の悪習に気付くことや、内蔵を休ませることなどを目的にして断食を行いましょう。

 自分の思い込みによって、人生ってかなり歪んでいるのではないか?と思います。何か挑戦しようと思った時に否定する自分がいたら「まてよ、これは思い込みではないか?」と自分に問いかけてみることが必要なのかもしれないな・・・と思います。
 
 たかが1日の断食でしたが、私には大きな1日となりました。 合掌